高嶺の花男くん

今のコト 過去のコト

One more time, One more chance

花子

もうMさんの隣で笑う日なんて

こないと思ってた。



Mさんに優しく見つめられることも…





別れてからもMさんのこと好きで…


好きで好きで…


忘れられなくて…



会いたくて。



でも、どうすることもできないまま


半年が過ぎた…



仕事が終わるのが遅くなって


いつもなら先輩と後輩と一緒に帰るのに


その日は私1人で。



歩いていると、対向車が止まった。



運転席の後ろの席の窓が開き


『花子~‼️』とK子が顔を出した。



運転席からはMさんの友達のHさんが


顔を出す。



『どうしたのー?』


と言いながら車に近付くとK子が


『いいから乗って乗って!』


と言うので、助手席の後ろの席に乗った。



あれっ、助手席にいるのって…



ドキドキが止まらない。



動揺する私に気付いたのか


K子とHさんが


『今、終わったの?』


『ご飯食べてないよね?』


『何か食べに行こ!』


『何食べたい?』



質問攻め😓


とりあえず、食べてないことを伝えた。



で、K子にツンツンして、目で聞く。


『ね、助手席にいるのって…?』



するとK子が頷いた。



やっぱりそうだよね。


ちゃんと見てないけど…Mさんだよね。




ドキドキして、何か喋らなきゃって


思ってたら、Hさんが


『M! ほらっ、何か言えよ!』って。



Mさんが後ろを振り向いて目が合った。



半年振りに見たMさん。


優しい笑顔で『久しぶりだな』って。



車の中で少し暗かったけど


Mさんはキラキラ✨してた。


そう見えた。



私は『そうだね』って答えるのが


精一杯で。




それから、4人で、ご飯食べに行って


HさんとK子が盛り上げてくれたから


最初は緊張してたけど、Mさんと


普通に話せるようになって。


楽しかったし、嬉しかった。



好きな気持ちは変わらないけど


このまま友達として


気持ちを隠して



Mさんと過ごすことができるなら


それでもいいって思ってた。