高嶺の花男くん

今のコト 過去のコト

One Night Carnival

岩ちゃんと夢のようなドライブを

したのが土曜日。



月曜日、会社に行き制服に着替えてると

先輩が来た。



『○○先生(先輩の知り合い)から聞いたん

だけどね、岩田先生、彼女いるんだって。

前の学校で一緒に働いてた先生みたい。』



そうなんだぁ。

あんなにかっこいいんだから彼女いるよね…

そっかぁ…何となく思ってはいたけど凹む。


『やー、ホントかっこいいよね。

最初見た時、うわーって。

背高いしモデルみたいでさ。

彼女も綺麗なんだろうね…』



最後の言葉に更に凹む。


綺麗な彼女いるクセに他の女を

爽やかな笑顔で誘惑しやがってー。

悪い男だ。




次の日の夜、岩ちゃんから電話がきた。



『予定なかったら、

これから会えませんか?』と。


彼女いるくせに…と思いながらも

断れないバカな女。



飲みに行き、テーブル席しか空いて

なかったので向かい合って座る。

あー、やっぱりかっこいい😳

彼女いてもいいやー。と思えるほど…


岩ちゃんは顔も良いし、背が高いし

手足も長い。

そして話も面白くて。

モテ要素満載。絶対モテるよね。

そして彼女は綺麗で…

美男美女かー。


勝手に妄想して、ひとりで落ち込む😰


『先生、モテるでしょ?』

思わず聞いちゃった。


『えっ!いきなり?😅

モテたら嬉しいけど…』


『先生、彼女いないの?』


『…いるよ。

ごめんね。彼女いるのに誘ったりなんか

ダメだよね…』



『いない』って嘘ついたら理由つけて

帰ろうと思った。

でも、嘘はつかなかった。



『そっかぁ。いるのかー。残念(笑)

でも、友達として飲んだりするくらいは

いいよね?』


私が、もし彼女の立場なら…

友達だとしても他の人と2人きりで

飲みに行ったりするのは絶対嫌なくせに。


『残念って思ってくれるの?

友達かー…友達なら嫌だって言ったら?』



どういう意味…?

あ…真剣な顔も良いね…


『思うよ。彼女いなかったらって。

友達が嫌なら…もう、会えないかも。』


また会いたいくせに。



『花子さんは彼氏いないの?』


正直に言うか、嘘つくか。

そもそもTさんは彼氏と呼べるのか…


『好きな人はいます。』


『そっか。そんな気がしてた。

この前、話した時。なんとなくね。

じゃ、友達として、また会ってくれる?』



友達なら嫌じゃなかったのかーい。


歌のように

『俺のとこ 来ないか?』って

言ってくれたらなぁ…😳